長い間留守にしてたいへんご迷惑をおかけしました。
このたび震災復興支援活動として、東北予選を勝ち抜いたベガルタ仙台ユースをドイツのケラミックカップという大会に招待・同行させていただきました。
ケラミックカップは、室内で行われる5人制のHallenfußball(ハーレンフースバル)というフットサルのような競技です。特徴は、アイスホッケーのようにフィールドが壁に囲まれていて、ボールが壁を越えな限りプレー続行です。ドイツでは冬のシーズンオフの間に盛んに行われており、ケラミックカップは今年で31回目を数える歴史ある大会です。
今大会の出場チームは、シャルケ、ケルン、レヴァーク―ゼン、カイザースラウテルン、カールスルーエ、シュトゥッツガルト、メンヒェングラートバッハ、1860ミュンヘン、ドレスデン、ライプツィヒ、ヴィルゲス(ドイツから11チーム)、ブレンビー(デンマーク)、ウィーン(オーストリア)、バーゼル(スイス)、ベガルタ仙台のU-17チームでした。
ドイツ国内外のトップクラブの下部組織が参加し、この年代の代表クラスの選手も大会に参加しています。早くてこの大会の翌年にはプロデビューする選手や、数年後には代表選手として活躍している選手もいます。
過去には、ケディラ、ノイアー、ポドルスキー、ゴメス、ボアテング(ドイツ代表)、イブラヒモビッチ(スウェーデン代表)、サヒン(トルコ代表)、シャキリ(スイス代表)などワールドクラスの選手を始め、数多くのプロがこの大会を経験しています。
試合は12分1本で行われます。
ベガルタ仙台の1次リーグ成績:
ベガルタ 0-2 カイザースラウテルン
ベガルタ 2-4 レヴァーク―ゼン
ベガルタ 1-4 カールスルーエ
ベガルタ 3-1 ケルン
(4位通過)
2次リーグ:
ベガルタ 2-1 シュトゥッツガルト
ベガルタ 4-1 ウィーン
(得失点差で敗退)
最終順位は15チーム中12位でした。
最終順位:
優勝:カールスルーエSC(2年連続)
準優勝:FCシャルケ04
3位:1860ミュンヘン
4位:FCバーゼル
5位:ボルシア・メンヒェングラートバッハ
6位:バイヤー04レヴァーク―ゼン
7位:FKオーストリア・ウィーン
8位:VfBシュトゥッツガルト
9位:ブレンビーIF
10位:RBライプツィヒ
11位:1.FCカイザースラウテルン
12位:ベガルタセンダイ
13位:ディナモ・ドレスデン
14位:1.FCケルン
15位:EGCヴィルゲス
大会ではトップレベルのプレーや世界と日本の違いを見ることができました。また、さまざまなクラブや国の監督と意見交換をし貴重な体験をすることができました。この貴重な体験を今後の指導に活かしていきたいと思います。将来この大会に出場できるように、修徳スクールの選手もがんばりましょう!